かくも美しきアスリートたち

寝不足である。そう4年に一度のイベントのせいで

連日、時差12時間の南半球から送られてくる映像に、時間をコントロールされている

別に観なきゃいいんじゃない?そういわれても…生で観戦しないといられない性分なのである

 

とある競技の金メダルを決定するワンシーン。世界の舞台で連覇を続ける絶対王者に立ち向かう挑戦者

しかし王者はまともに挑戦を受けようとせず、あくまでもルールを盾に王者の座を守ろうとし、守り切った

なんともやるせない結末である

 

一方で

最後の最後に、審判の採点結果によってほぼ手中にしたはずの金メダルが遠ざかったアスリートもいた

そのアスリートは会見での恣意的な質問に対し、王者を讃えるコメントで自身の誇りを表現した

持てる力を出し切った自分自身を汚されたくなかったのかもしれない

その王者もおそらく、自身が銀メダルになったとしても、自分を超えた王者を讃えたことだろう

 

人は論理で納得し、感情で動く…

この二つの場面は、リスペクトが地位や立場におくられるものではないことをはっきり認識させてくれた

 

競技である以上、優劣や勝ち負けの結果は、時に残酷なまでにアスリートに襲い掛かる

だからこそ、ここまでの道のりに想いを馳せ、全力を出し切って欲しいと切に願う

結果はどうあれ、ひとつの目標に向かい、挑戦し、全力を尽くす姿はかくも美しいものなのだ

 

もう少し、アスリート達の美しい姿に酔いしれていよう…

 

小田 正信

 

 

 

 

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