中学生のとき、修学旅行は九州を半周する3泊4日の旅程だった
ただし、社会見学や名勝・文化財をめぐるだけなら楽なのだが…
その行程の半分は登山
初日は、大分・由布岳のふもとで『頂上まで行ってこい!』とバスを下ろされる
へとへとになった翌日は、九州の屋根・九重連山の縦走
登山口で降ろされた後は、『夕方にバスが待っちょるけぇ、頑張ってたどり着けよ!』と
九州最高峰・中岳に登り、はるか離れた登山口までひたすら歩く(歩かされる?)
先輩からは『そんな大したことないけぇ、遊ぶことだけ考えていけや。』と言われ
仲間とボードゲームやトランプをバッグに詰め込み、ウキウキしながら夜を想像をしたものだが…
ついぞ触れることもなかった
旅を終え、その先輩に愚痴を言ったのも、あの準備のワクワク感も、いまとなってはいい思い出だ
4年に一度の旅へ
愚痴を言う先輩はいないが、せめて同行する家内には小言など言われぬよう、万全の準備をしようと思う
小田 正信
