年が明けてあっという間に1月が過ぎ去った。
もう2月。この時期になると、街角で受験前の学生をよく見かける。
バスの中で、目の前に座っている2人の学生(おそらく中3)の会話が耳に入ってきた。
決して盗み聞きをしたわけではないのでご了承を。
A君:「今日の模試、英語は結構できてた!でも数学が・・・」
B君:「俺は、数学は良かったけど、英語が全くダメで。あと国語も・・・」
A君:「数学ができるのはうらやましいよ。英語は頑張ればなんとかなるし。」
B君:「そんなことないよ。もう受験まで少ししか時間ないし・・・」
しばらくテストの中身に関する会話が続く。
A君:「B君と一緒にして採点してくれないかな・・・英語も数学もいい点になるし!」
B君:「できたらいいと思うけど、それは無理でしょ(笑)」
私の心の声:「いっそのこと国語の得意な友達も誘って3人一組にした方がいいぞ!無理だけど(笑)」
A君:「そうだよね。自分でやるしかないよね・・・」
B君の「とにかく頑張ろう!また明日!」という言葉に、手をふってA君が先にバスを降りた。
受験日まであとわずか。
体調だけには気を付けて、余計なことはあまり考えず、目標に向かってベストを尽くそう!
これってビジネスの世界でも同じこと。
お互いに前を向いてチャレンジしようとする2人の中学生に元気をもらった時間であった。
迫川 史康