お世話になった御礼ということで、
前の会社の先輩と5年ぶりに食事を共にした。
いつも朝一番に出社していた先輩。
たまに朝早く出勤すると、朝日が差し込むオフィスで
先輩が一人で黙々と仕事をしている。
あの朝のシルエットは今でも目に焼きついている。
朝一番に出社して何をしているのか聞いたことがある。
誰にも邪魔されない自分だけの時間で
仕事の優先順位付けと仕分けをしているとのこと。
先輩の工夫する姿に「さすが!」と感じた。
そして、いつも早くに帰宅する理由が分かった。
現在を聞いてみると、今でもその習慣を継続されているとのこと。
素晴らしいな!という気持ちと
あの朝のシルエットが頭の中に浮かんだ。
そんな朝が早い先輩は、夜も早かった。
時々会社帰りに飲み会があると、
時間が経つとうとうとし出し、たまに眠り始めることもあった。
そこも今でも継続されていた。
迫川 史康