万事塞翁が馬

先月、エベレストをこの目で直接見たくネパールへ

まだまだ粗削りな部分を多く感じたが、日本が忘れてしまった熱気や、
豊かさの意味を考えさせられるとても奥深い旅となった
語りたいことは山ほどあるのだが、今回は旅のトラブルについて少しだけ

今回は、エベレスト街道を歩き4,200mまで登ってエベレストビューを見る旅だった
が、あいにく天気は雪、雪、雪
シェルパのガイドも乾季にこれだけ降るのは珍しいと語るほどの悪天候に
雪でエベレストは見えず、翌日残念な気持ちで下りのヘリをホテルで待つ
が、悪天候でヘリが飛ばず、何もできず1泊分の費用を払い延泊した

その夜、雪がやんだ
乾季にはまずお目にかかれない白銀の世界に、輝くエベレストを見る事が出来たのだ
目の前で起きた残念だと思う事も、まわりまわってチャンスにつながる事もある
そんなポジティブな気持ちにさせてくれる、雪景色のエベレストだった

ちなみに、下った後に乗る予定の飛行機が飛ばず、バスで6時間かけ空港へ
空港直行のヘリが取れたとなりの日本人ツアーをうらやましく思いながら山道へ
後で聞いたのだが、結局ヘリは飛ばず国際線に間に合わなかったようだ

万事塞翁が馬

安川 光

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