残暑の余韻

思いがけず手紙を頂いた。消印は奈良

 

8月末、初めて奈良を訪れた。修学旅行でも行ったことがなく不思議と縁がなかった地

古都 京都とは趣の異なる落ち着き、どこか牧歌的な景色と空気

どれも印象深く、余韻として残っていた矢先の手紙だった

 

差出し人は早朝の法隆寺で声を掛けて頂いたボランティアガイドの岡村さん

2時間超、本尊(中尊)と脇を固める仏像(脇侍)の配置や、飛鳥時代の仏像と平安時代以降の仏像の違い

また、五重塔のデザインからも時代が読み取れることなど、造詣の深さに感心しきり

そこには、法隆寺の魅力を余すところなく知ってもらいたいという気遣いがちりばめられていた

 

手紙には境内で撮影していただいた私たち夫婦の写真と共に

『美しい中門が完成する3年後、またお逢いしましょう』というメッセージ

改修中の法隆寺中門を観ていた際、残念がっていた私たちの姿まで気にしていただいたのか…

 

3年後の再会を胸に秘め、更なる余韻に浸った夜だった

小田 正信

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