1985年10月26日 東京 国立競技場
日本代表がそれまでで最もWorld Cupに近づいたゲーム
スタンドを埋め尽くす日の丸を目の当たりにし、高揚感に包まれた
ただ、ゲームはアジア最強の韓国に1-2で敗戦…
スコアは惜敗も、圧倒的な推進力の前にねじ伏せられた
ゲームが終わりゴール裏に来たメンバーのうなだれた姿は、
曇天の空とあいまって世界の舞台を遥か遠くに感じさせた
あれから37年
世界最高の舞台でドイツ・スペインと対峙し、打ち勝つ姿を見ることになるとは…
あの曇天の空では夢でも語れなかった光景を目の前にし、また高揚感に包まれた
そして今夜、また新たな景色が広がる
小田 正信