プロ野球、両リーグ上位3球団が日本シリーズ進出をかけて戦う
プロ野球クライマックスシリーズ(CS)
少しも目が離せない試合ばかりだった
CSの前身プレーオフが始まった2004年
新庄フィーバーに湧き、リーグ3位の好結果を残したファイターズは
同2位の西武ライオンズと所沢で1stステージを戦うことになった
両者譲らず1勝1敗、負ければシーズン終了という大一番
ファイターズの先発マウンドに、プロ3年目の私が立っていた
3点リードの3回「勇気をもって腕を振れなかった江尻のインハイのストレート」を
ライオンズの主砲アレックス・カブレラは逃さなかった
逆転満塁ホームラン
「勇気を持てなかった」ことへの後悔、指先の感触
今も忘れることはない
ときは流れ、あのマウンドに戻ることはできないが
「仕事は試合。最高の準備をし、勇気をもってパフォーマンスを」が
あの日以来、私の心得となった
明日の仕事もクライマックス!さあ最高の準備と勇気で臨もう!
江尻慎太郎