先日、「恐るべき子供たち」という芝居を観た。
原作はフランス小説で、大人にならざるを得ない子供たちの物語。
さて、自分が子供から大人になった瞬間とは?
明確に答えられる瞬間なんてものはないけれど、
パッと思いつくのは味覚の変化。
例えばわさびやコーヒー、アクの強い野菜。
だいたいは刺激の強いもので、気がつけばそれが心地よくなっていた。
舌が鈍感になったのか、深みを味わえるようになったのか。
時に鈍感力はたいせつ。
けれど、感度は高くありたいと思う。
古市 由梨江
先日、「恐るべき子供たち」という芝居を観た。
原作はフランス小説で、大人にならざるを得ない子供たちの物語。
さて、自分が子供から大人になった瞬間とは?
明確に答えられる瞬間なんてものはないけれど、
パッと思いつくのは味覚の変化。
例えばわさびやコーヒー、アクの強い野菜。
だいたいは刺激の強いもので、気がつけばそれが心地よくなっていた。
舌が鈍感になったのか、深みを味わえるようになったのか。
時に鈍感力はたいせつ。
けれど、感度は高くありたいと思う。
古市 由梨江