最近、京都へ出張する機会が多い。
6月は3日間、7月も3日間、8月は今のところ3日間。
修学旅行生や観光客で京都の街はにぎわっている。
セッションの内容と会場は毎回同じなのだが、
参加される方々は毎回異なり、各セッションの雰囲気も様々で毎回新たな発見がある。
会場は京都駅の近くにあるホテルの中の7階にある会議室。
ホテルのロビーから入り、エレベーターで会場に向かうのだが、
ロビーに入ると毎回感じることがある。独特の“香り”があるのだ。
おそらくお香だと思うのだが、
自動ドアが開くと、オリエンタルな香りが真っ先に飛び込んでくる。
そして、ホテルは外国人の宿泊が多くらしく、
朝のロビーはチェックアウトのタイミングで英語、中国語など外国語が飛び交い、
日本とは思えない雰囲気を作り出している。
京都の朝は毎回グローバルな空間に連れて行ってくれる。
何回か続くと、その香りが
その日のセッションが「始まるぞ!」という自分へのスイッチになっていることに気づいた。
その香りを感じることで、自然と緊張が和らぎ、集中力が高まる。
自分へのスイッチは人それぞれ、場面によっても様々だと思う。
これからも新たなスイッチ探しを楽しんでいきたい。
今週からも3週続けて、京都でのセッションが予定されている。
香りを感じながらセッションをいい時間にしていきたい。
迫川史康