人生の中で、やっておきたかったけどやれていない、そんな積み残しは無いだろうか
やった方が絶対いいはずなのに、先延ばしにし何年も・・・
私の人生にも、数々の積み残しがある
その一つに「山で一人テント泊する」という、他人から見るとどうでも良いものがある
山に登り始めて２０年以上、登り始めた当初から『テント泊やってみたい』と口にするも
結局２０年以上先送りにしてきてしまった
大してハードルが高くもないのに、『テントも良いが、山小屋もね』あーでもないこーでもない
やらない理由を一生懸命言葉に重ね、結局やらない
そこで、今年はある事を実践した
いたってシンプル『今年は必ず山で一人テント泊します！』と周囲に宣言したのだ
そう、しまくった
そして今年が半分過ぎ、いよいよやらなかったらオオカミ少年ぐらい言いまくったところで言った
『明日、テントを買いに行きます！』
そして先週
『今週末、テント泊で山に行きます！』
週末、こんなに荒れるのも珍しいと周りのベテラン山男たちが言う位、天気予報が悪ぶれした中
私は山頂のテントの中で一人夜を明かした
やるべき事、やりたい事のために自分を動かしたいのであれば
これでもかというぐらい言葉にして周りに宣言をする
そうすれば、必ず自分の背中を言葉に宿った魂が押し
ありたい自分の姿を実現できる
そんな自信を深めた週末だった
追伸：今年度冬、私はネパールのエベレスト街道に行きます！
安川 光