余韻を肴に…

朝晩少しずつ肌寒さを感じるようになった9月の3連休、金沢を訪れた

金沢の街はとてもコンパクト

ひがし茶屋街~近江町市場~長町武家屋敷跡~兼六園と、のんびり歩きながら加賀百万石の歴史と美しい街並みに触れることができる

散歩のあとに待っていたのは…金沢訪問本来の目的、山下達郎のLive

2002年NHKホールでのLive初見以来、そのパフォーマンスに魅せられ参加し続けている

達郎のLiveの醍醐味を上げればきりがない

圧倒的な声量・独特のカッティングギターテクニック・バックバンドとコーラスが織りなす質の高い音楽

噺家ごとくまくしたてるMC・その場を共有するオーディエンスの笑顔・歪みのない音響

終演後の余韻…etc  そのすべてにオーディエンスへの感謝を感じる

『僕は世の中の多くの人々の心に響く音楽なんて作れやしません。
でも、僕のCDを買ってくれるひと、こうしてLiveに来てくれるひと、僕の音楽をどこかで待ってくれているひとの心の中に、少しの灯を燈すことができると思って音楽を作っているし、届けたいと思っている 』

いつも通りストレートに、独特の言い回しで語りかける姿に、

あぁ、自分も縁があって時間を共有してもらえた方々にどんなことでもいいし、何か一つでもいい

一歩踏み出すヒントを感じてもらえたらこんなうれしいことはないよなぁ…と、あらためて思った

少し肌寒い金沢の夜、耳に残るLiveの音とこの達郎の言葉を肴に、美味しいお酒を頂いた

小田 正信

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