3月は別れのとき、4月は出会いと始まりのとき
これまでの流れに一区切りつけ、新しいチャレンジに向かう
春の陽気とともに、ポジティブな空気が街中に漂いはじめる
3月27日、東京国際フォーラムで佐野元春のLIVEを観た
メジャーデビューから35年。60才を迎える元春がステージで躍動するパフォーマンスは
31年前 高校の卒業式を終えた一週間後、下関で初めて観たエネルギッシュさを失っていない
『35年とか60歳とかそんなのただの数字。自分の情熱が続く限りいい曲を作り続ける』
その言葉に胸を撃ち抜かれる。カッコいいなんてもんじゃない
元春が、彼にとっても、ファンにとっても特別な曲『SOMEDAY』で語りかける
『いつかは誰でも愛の謎が解けて、ひとりきりじゃいられなくなる
素敵なことは素敵だと、無邪気に笑えるこころが好きさ…』
新しいスタートには期待と同時に不安もつきまとう
31年前、大学進学と同時に東京でひとり暮らしを始めた自分もそうだった
そんな時は決まって元春のRock’n Rollが励ましてくれた
新しいスタートの季節、またポジティブなエネルギーをもらった
小田 正信