窓の外は

着陸時の音と揺れで目が覚めた。
窓の外は雪景色。冬の札幌出張はかなり久しぶりである。

翌朝の研修は朝早い時間からのスタート。
ホテルを出ると、吐く息が白くなる。
昔から雪景色の朝が好きで、
暖かい部屋を出て、冷たい空気を吸うとなぜだか気が引き締まる。
真っ白な雪道を歩く音を感じながら、
いつもの研修前とは違う感覚で会場に到着。

事務局の方々のあたたかいご対応と
会場に入ってこられる受講者の皆様の
大きな「おはようございます!」の声に
冷えた体と会場の空気が一気に温まる。

窓の外の雪景色と部屋の中の熱気。
研修中、対照的な二つの空気感をいい組み合わせだなと感じた。

対照的だけど、両方あるからこそどちらも際立つ。
これからも組み合わせを大切にしていきたい。

迫川 史康

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