FIFA World Cup2014
ドイツが圧倒的な組織力を武器に、その実力をいかんなく発揮しトロフィーを頭上に掲げた
閉幕から2週間、残念ながら日本がグループリーグで敗退したからか?すっかり忘れ去られたかのようで
なんだかむなしい…
ブラジルの空気を吸ってきたせいだろう。今大会は1986年メキシコ大会を超える想い出深い大会となった
特に印象深かったチームはアメリカ
この勇猛果敢なチームがベルギー相手に延長の末敗れた決勝トーナメント1回戦
最後まで攻め続けるもあと一歩及ばなかったこのゲームは、1986年奇しくもベルギーにソビエト連邦が
延長3-4で敗れたゲームと並び、自分のこころに今後も残り続けるであろう
大阪のホテルで目は釘付け、朝食を食べることすら忘れていた
なぜそれほどまでにひきつけられたのだろうか?
画面から伝わってきたのは、ピッチ上にいるプレーヤーだげでなくベンチも含めた誰もが勝利をあきらめない
そのメンタリティー
果敢に同点GOALに迫る気迫に、まるでその場にいるかのような興奮を覚えた
このアメリカを率いた監督が、優勝したドイツの前監督クリンスマンであったことも興味深い
勝利の可能性を信じて力を出し切り、ピッチ上に倒れ込むその姿はまさに “Good Looser” だった
さて、今大会でのわが日本代表はどうだったのだろうか…
小田 正信